「あうん」の時代は終わったのです。

taro.tsuruga@webinar-c-lab.com/ 8月 8, 2017/ ウェビナー, 未分類/ 0 comments

はい、こんにちは。
ウェビナーCラボの鶴賀太郎です。

 

さて昨日はプレゼンテーションの話をしましたが、今日もある国際プレゼンテーションのお話。

 

日本を代表する広告代理店でクリエィティブディレクターをしている友だちがいるんですけど、その広告代理店が、今世界で一番勢いのある会社のグローバルピッチに呼ばれてプレゼンをしてきたという話です。

ピッチとは、競合プレゼンのこと。つまり何社かにプレゼンをしてもらって一番いい案を取るということですね。

そしてグローバルピッチとは、世界規模のキャンペーンのために世界中の有力な会社に声をかけて行う競合プレゼンです。

 

そのピッチの結果はまだ出ていないようなんですけど、プレゼンが終わった後にその友だちが言ってたことが印象的でした。

 

「うちの会社はハイコンテクストのプレゼンに慣れちゃっているから、グローバルピッチみたいにわかりやすさが要求されるプレゼンは不慣れな部分があるんだよね」

 

ハイコンテクストって、共通の前提や感覚、価値観を持っていて、以心伝心的に伝わるコミュニケーションのことをいいます。

対になるのがローコンテクストで、こちらは異文化の外国人の人に意思伝達をするときのコミュニケーションと思ってくれればいいと思います。

 

で昔からよく言われていることなんだけど、日本ってハイコンテクスト文化なんですよ。

日本人ならほとんどの人が共通でもっている共通前提があるから、細かいことまでわかりやすく説明しなくても通じちゃう。

野球といえば巨人、相撲といえば大鵬、おかずといえば卵焼き!みたいな前提がある。

 

もう少し難しくいえば、色々なものが記号的な意味を持っている。

だから、うまく記号を散りばめてあげれば、論理的に説明しなくてもなんとなく感覚というかニュアンスでわかっちゃう。

 

それは裏を返せば、論理的に筋道だって説明するのにあまり慣れていないということになるんですよね。

 

で、その広告代理店のピッチの話に戻すと、その会社は日本では強大なんですけど、世界的に見るとなかなかグローバルピッチに呼ばれるような会社ではないので、ローコンテクストのコミュニケーションに慣れていないという話なんです。

だから外国人が聞いてもわかるようなロジックの組み立てがうまくない。

外国人相手に「パイナッポーアッポーぺ〜ン」といっても通用しないですから。

 

この話、グローバル化が進んでいる企業の間でも大切なんですけど、実はそれ以外のスモールビジネスでも大事な話なんです。

 

先程「巨人・大鵬・卵焼き」っていいましたけど、今これに匹敵するような絶対的なものってあります?

ないですよね?

 

一言でいうと、社会が豊かになって趣味嗜好が多様化してきたので、日本人なら誰もが知っている共通前提みたいなものがなくなってきたんです。

たとえばスポーツ選手をとってみても、昔は王・長嶋、イチロー・松井とスーパースターは決まっていました。

でも今はそもそもスーパースターのスポーツ選手がそもそも野球選手とは限らない。

サッカーの香川?ゴルフの松山?テニスの錦織?フィギュアの羽生?体操の内村?

 

もっと極端なのが動画。

動画コンテンツといえば普通にテレビの地上波を中心に見ている人もいれば、アベマTVみたいなネットTVを観る人もいる。

更にはNetflixみたいなサブスクリプションしかほとんどみない人もいれば、ニコ生とかみない人もいる。

もっというと、上記のコンテンツと80年代のアイドルのYoutubeでの動画が普通に並列で見られている。

 

こんなに人々の接しているものやメディアが異なってきてしまっているので、昔みたいにハイコンテクストのコミュニケーションじゃ伝わらなくなってきてしまっているんですよね。

 

毎日地上波のニュースばかりみている人とYou Tuberでは価値観はおろか、使っている言語が絶対にちがいますから。

 

前者にとって前川喜平氏とか和泉首相補佐官はホットな人だけど、HikakinとかKan & Akiは???となってしまうわけです。

 

つまり現在記号として使える汎用性のある共通言語がどんどん減ってきているのですよ。

そうなったら「あうん」のコミュニケーションはもう使えないですよね。

 

じゃあ、どんなコミュニケーションを取ったらいいの?ってなります。

 

これはね、仕組みに頼るんですよ。

難しい言葉を使えばアーキテクチャ

 

人間なんて複雑そうに見えて、意外と単純なんです。

男性ならわかると思いますが、海外に行くと便器にハエのシールが貼ってあるのありますよね?

あれ見ると、絶対にそこにオシッコを当てたくなっちゃうw

 

人間の生理的な本能というか、そういうものって色々あるんです。

 

だからローコンテクストのコミュニケーションの場合、そういうものを活用するのが大事になってくるんです。

 

プレゼンテーションにしても内容もさることながら、プレゼンをどういう構造にするのかも大事になってくるといった具合に。

 

僕が皆さんにお伝えしてるウェビナーもその最たるものですよね。

動画を使った売る仕組みを構築する。

その仕組みは、見ている人が購買行動を取る上で最も無駄がないように設計するというのが、最新のウェブマーケティング、ウェビナーマーケティングで行われていることなんです。

 

今後、少しずつそういう話もしていきますね。

 

ではまた明日!

 

 

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